新型コロナジャカルタ駐在員の生活を取り巻く現状

インドネシアの首都ジャカルタは、現在コロナ感染者が急増し非常事態宣言も出されました。
3月31日には、ついに外国人の入国禁止を発表しています。
そんな中、ジャカルタに住む駐在員とその家族はどうしているのでしょうか

ジャカルタのコロナ初確認について

日本はじめ、アジア各地でコロナの感染者が増えていた中、東南アジアで最後まで感染者が出ていなかったインドネシア。
3月2日 、インドネシアのジョコ大統領は、ジャカルタ郊外に住む女性2人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。
ジョコ氏は「出国後に感染が確認された日本人との接触があった」と認定し、 その後テラワン保健相が、感染源はマレーシア帰りの日本人であると決めつけて公言しました。
ここから感染者はどんどん急激に増えていきます。

親日のはずのジャカルタでコロナによる日本人差別


『日本人が感染源』という発表から、いまもインドネシアでは日本人に対して乗車拒否や入店拒否、嫌がらせや差別がたくさん報告されています。
スーパーマーケットやレストランでは『日本人は出ていけ!』『コロナを持ち込むな!』と叫ばれた方もいたそうです。
すごく親日といわれるインドネシア。私が住んでいた時もみんなにこにこと優しかったのに。。。もちろん一部のインドネシア人がそういう行動に出たということなのですが。
在インドネシア大使館では、インドネシア外務省と保健相に日本人が不当な扱いを受けないように申し入れ、9日には石井正文大使より『インドネシア在住の日本人は感染源ではなく、インドネシアの友人です』とメッセージを発表しています。

インドネシア大統領、コロナウィルスを隠蔽

どうやら日本では報道されなかったようですが、インドネシアの最大の英字紙である『ジャカルタ・ポスト』では、オンライン記事で3月13日に
『ジョコウィ大統領 新型肺炎の情報隠蔽で弁明』と報じました。
『これまで新型肺炎に関する明白な情報をあえて開示してこなかった』『国民をパニックにさせたくなかった』と情報隠蔽を大統領が認めたという驚きのニュースでした。
特に衝撃だったのは、実際には以前より国内の感染者の存在を認識していたということで、2日に発表された日本人から感染が初めての確認だったというのが事実ではなかったこと。
もっとも、インドネシアで最後まで感染者がゼロという報告には、世界から疑惑の目で見られていたのですが、隠蔽するにしても『日本人から感染した』なんて大きく発表することなかったのに、、、、なんだか個人的にはひどく裏切られた気分になりました。

インドネシアのコロナ感染はジャカルタが最多。 致死率は東南アジア1位

インドネシアでは31日時点で、
コロナ感染者数 1,528人
死者数 136人
となり、このうち7割がジャカルタ首都圏を抱える3州に集中しているようです。

皆様もお気づきの通り、感染者数に対する死者数が異様に高く、致死率が10%近い数字となっています。これは東南アジアで1番高いといわれています。

ちなみに日本での感染者は、同じ31日時点で2,229人、死者数が66人と致死率は約3%となっています。
インドネシアの致死率の高さの原因ははっきりわかりませんが、
わたしが思うに、医療体制、医療水準の低さではないでしょうか。
人工呼吸器や人工心肺などが満足にあるとは思えないです。
正直に言って貧富の差が激しいインドネシア。病院に行けない人もたくさんいることでしょう。
実際にはまだまだ感染者がいて、なにも知らないうちに亡くなっている方もいるんじゃないでしょうか。。。

感染者で言うと日本ももっと蔓延してると個人的には感じています。

コロナ感染拡大、ジャカルタ駐在員やその家族の状況

私は現在メキシコで生活をしていますが、2019年春までインドネシアのジャカルタに住んでいて、まだまだインドネシアに友人がたくさんいます。

LINEなどで近況を聞いたり、日々インスタグラムやフェイスブック、Twitterで帰国するかどうか悩んでいる投稿がされていてそれを見ています。
特にここ2週間前くらいから今が一番つらいのではないでしょうか。

特に悩まれているのが、日本に帰るかどうか問題。

①帯同家族だけ 日本に 帰る(自主的・会社から自己選択を迫られる ・会社指示 )
②駐在員も日本に 帰る(会社指示)
③残留組(会社から何も指示がない)

この3パターンでしょうか。

私が日々、皆さんの状況をSNSなどで見ていた限りの感覚ですが、
感染者が増え始めてからフェーズ2あたりまでは①の方がポロポロと出始めていた感じです。
特に子供がいるご家庭は、子供も休校ですし、小さい子供がかかると怖いので
自主的に帰る人が多い印象でした。もちろん中には会社指示もありましたが、、、
むしろ会社が指示してくれないし、同じ会社の奥さんも帰らない人もいるし、どうすればいいのーーーー!!って悩んでた方も多くいました。
そのころはまだ日本も待機期間もなく、ただ、それも時間の問題というのもあり、判断に迷われていました。

先日フェーズ3に引き上げられてからは、続々と帯同家族が会社指示で帰国になっています。
まだ少数派ではありますが、駐在員の帰国も始まっています。
フェーズ4になったら駐在員も帰国しますというところもあるようです。

ジャカルタ駐在員とその家族の苦悩

帰りたい人、帰りたくない人、帰りたくないけど帰る選択をした人、帰りたいけど残る人、いろんな事情や思いがあります。

・小さい子供がいるので医療が心配で帰りたい
・子供の友達、自身の友達に直接会ってお別れも言えないまま帰るのがつらいし、子供は何もわからないままお別れで本当にかわいそう
・帰れるうちに帰らないと先行きがわからなくて恐ろしい
・主人だけほって帰るのが心配だし、かわいそう。買い物にもいけず、外食も閉まり、健康も不安。
・主人を置いて帰ったら、今度いつ会えるのかもわからない
・万が一、先に帰って主人がコロナになってもしものことがあったらと思うと帰りたくない
・帰っても自宅がない、実家にお邪魔するような形になるし肩身が狭い
・実家に帰ってもしコロナをうつしてしまったらと思うと怖い
・小さい子供を連れて(2人、3人の方も)飛行機に乗ってイミグレ、検疫、そのあとは公共交通機関が使えない。無理。。。。
・2週間の待機にホテルから断られた

まだまだあります。
ビザの更新問題もあるし、問題や悩みは山積みです。

いまだに会社の上司からゴルフや飲みの誘いがあり、断れない、でも奥さんに怒られるという板挟みの方もいるようです(^^;)

現在、ジャカルタの空港では父親と家族がお別れをしてるひとでいっぱいのようで、『パパはいつ帰ってくるの?』という子供の姿もあるようです。

早く終息することを祈っています。

次回はジャカルタから日本へ帰る際の状況などを書きますね。

ちなみに、、、JakaTomoでは自宅タイムという投稿欄を作っています。
自宅を少しでも楽しく過ごすためのものです。投稿もたくさんされてますし、
ぜひ情報共有してくださいね。

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Jaka Tomoは現地の駐在日本人の為の情報共有サイトです

JakaTomoはジャカルタでの駐在を経験した運営者によって立ち上げられたサイトです。

ジャカルタへ赴任前は、初めての海外生活に楽しみな反面、不安もたくさんあり、必死にジャカルタを検索していました。
ですが観光地ではないためか情報も少なく、数少ないブログから情報を集めるくらいしかありませんでした。

「もっと現地の情報が1つにまとまっていればいいのに」

「同じ国に住む人が、その場でリアルな情報を発信して共有できれば、もっと生活が楽しくなるのに」

そんな想いから、私達はJakaTomoを作りました。

自分にとって些細な出来事でも、
人にとってはとても助かる事がたくさんあります。

少しでも海外で生活してる方が楽しくなるように、このサイトを役立ててもらえれば嬉しいです。

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