ジャカルタ駐在員の帰国時の検査や対応について【コロナウィルス】

4月1日、日本において「水際対策強化に係る新たな措置」が決定されました。 外国との間の航空旅客便について、減便等による到着旅客数の抑制を要請 、 全ての国及び地域からの入国者に対する検疫が強化(日本国籍者も対象) になっています。
会社指示などを受けて、駐在員並びにご家族の方でこれから帰国する方も多く、ご不安も多いことと思います。
厚労省の一部の資料をもとにこちらに書かせていただきますね!
※状況は刻一刻と変わります。内容とは違うことがあるかもしれませんがご容赦下さい。

ジャカルタ駐在とその家族の現状

ついに先日、インドネシアも入国制限地域に入ってしまいましたね。
この制限が実施となるぎりぎりに滑り帰った方もいれば、間に合わなかった方もいると思います。

新型コロナによるジャカルタ駐在員の生活を取り巻く現状はコチラをご覧ください。↓
https://jakatomo.com/archives/749

フェーズ3になってジャカルタ駐在員は会社からの帰国指示のもとに、続々と一時帰国していく方が増えている印象です。
帯同家族のみの帰国指示の会社もあれば、ついに駐在員も、、、というところも増えています。
帰国に際して、様々な問題があるかと思います。

インドネシアを含む入管法に基づく入国制限対象地域

現在、過去14日以内に『入管法に基づく入国制限対象地域』に滞在歴のある者に関しては、全員にPCR検査の実施が義務付けられています。
さらに検査結果が出るまで、 自宅等、空港内のスペース又は検疫所が指定した施設等で、待機することになっています。
(一部の話によると成田や関空では空港で数時間待機して、結果が出て、希望者には証明書発行されたと聞きました、、ちょっと詳しくはわかりません)

入国制限地域については下記のとおりです。
※注 日々変わりますし、こちらについては正式なサイトなどで必ずご確認ください。

東アジア 中国(香港、マカオ含む)、台湾、韓国
東南アジア インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレー シア
ヨーロッパ サンマリノ、アイスランド、アンドラ、イタリア、エストニア、オーストリア、 オランダ、スイス、スペイン、スロベニア、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、 バチカン、フランス、ベルギー、マルタ、モナコ、リヒテンシュタイン、ルクセ ンブルグ、アイルランド、スウェーデン、ポルトガル、ギリシャ、スロバキア、 チェコ、ハンガリー、フィンランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ポーランド、 ラトビア、リトアニア、英国、キプロス、クロアチア、コソボ、ブルガリア、ル ーマニア、アルバニア、アルメニア、モルドバ、モンテネグロ、北マケドニア、 セルビア
中東 イラン、イスラエル、トルコ、バーレーン
アフリカ エジプト、コードジボワール、コンゴ民主共和国、モーリシャス、モロッコ
北米 米国、カナダ
中南米 エクアドル、チリ、ドミニカ共和国、パナマ、ブラジル、ボリビア
大洋州 オーストラリア、ニュージーランド

海外駐在員 帰国者のPCR 検査について

気になるのは、PCR検査のこと。
よくニュースで聞くけどどんなものなのでしょうか
検体採取の方法は、のどの粘液を綿棒で採取するようです。インフルは確か鼻の奥でしたっけ?違うものなんですね。
検査結果については、友人談によるとそのまま空港で待機して、数時間後に結果が出て希望者に証明書が発行されたと聞きましたが、
厚労省の資料によると、 現在一時的に検査対象となる方が急増しているため、1日~2日程かかることがあります。とのことです。

そして検査結果の伝え方、、、大きい声では発表される。なんてことはないですよね(^^;)
結果判明まで、自宅で待機する場合は質問票に記入したメールアドレス、お電話番号にお知らせが入るようです。 空港内のスペース又は検疫所長が指定した施設等にて検査結果判明を待つ場合は、現地の職員からお知らせとのこと。

自宅までの交通手段や待機について

まず、自宅で待機できる条件としては、
〇症状がないこと 〇公共交通機関(不特定多数が利用する鉄道、バ ス、タクシー、国内線の飛行機、旅客船など)を使用せずに移動できる ことが条件です。事前に家族や会社等による送迎、レンタカーを手配するなどの移動手段の確保が必要。
これ、先日友人が帯同家族のみで帰国したんですが、子供2人連れて長時間フライトからの検疫、検査、そのあとレンタカー、、、、ほんと地獄ですよね、、、

更に、羽田や成田に到着しても実家が遠い方、、、そこから飛行機の利用はできないそうです。公共交通機関がNGってことは新幹線などもNG。どうやって帰れっちゅーねん!って方もいると思います。レンタカーで何時間運転しないといけないんでしょうね、もしくは近隣のホテルで2週間缶詰ですね、、、
指定されたホテル以外は、検査結果が出るまで不可っぽいです。
更に民泊やウイークリーマンションなどは自宅と認められない、、
自宅か空港待機か指定場所待機、、、鬼!

自宅以外で待機する際の注意事項

検査結果が出るまで、自分で予約したホテルに待機することは不可能のようです。
コロナウイルス感染症流行地域からの帰国者ではない人間が宿泊されている可能性があり、感染症拡大のおそれがあるため、検査結果が判明するまでの間は、自身で確保したホテル、旅館等の宿泊施設に移動することはできないとのこと。
さらに、、、検査結果が判明するまでに待機する用にとっていたホテルのキャンセル料は個人の負担なります。

あとは、空港内のスペース等で待機する場合、荷物を受け取ることは可能のようです。ただし待機する場所等によりその取扱いが異なるようです。
要確認ですね。
ちなみに検疫所長が指定した施設等というのは、空港周辺の宿泊施設などです。ただし、帰国した時間や帰国人数等の状況により、ご希望に添えない場合があるよとのこと。
そしてその検疫所長が指定した施設等にレンタカーで向かうことは不可で、国が用意したバスを利用すること。

PCR検査の結果が判明したら、、、

検査の結果で陰性と判明した後も自由には行動できません。
入国した次の日から起算して 14 日間は、事前に申告した自宅又は自身で確保したホテル等にて待機しなければなりません。
ちなみに自宅・ホテル等の待機場所からの外出や、公共交通機関(不特定多数が
利用する電車、バス、タクシー、国内線の飛行機、旅客船など)は使用不可になります。
検疫所長が指定した施設等で待機し、その後陰性の結果が判明した場合は、到着した空港へ向かうバスは手配しているとのこと。詳しくは、宿泊施設に常駐している職員に聞いてくださいということです。

まとめ

一定の定められた国からの邦人入国については、PCRが必要で結果が出るまで自宅か空港、定められた施設で待機しなければならない。ホテルは不可。
陰性発覚後も2週間は外出禁止、それは自宅や自分で用意したホテルは可能。
どちらにしても公共交通機関は一切利用しないでね。ということです。
大変、、、、
これから一時帰国する方、頑張ってクダサイーーーー!!

ジャカルタ情報サイトJakaTomo https://jakatomo.com/では、
待機期間や外出自粛を少しでも楽にするための自宅タイムという欄を設けています。ぜひご覧ください。
一時帰国組の方も残留組の方も、それぞれ大変ですが、乗り切ってください!!

Jaka Tomoは現地の駐在日本人の為の情報共有サイトです

JakaTomoはジャカルタでの駐在を経験した運営者によって立ち上げられたサイトです。

ジャカルタへ赴任前は、初めての海外生活に楽しみな反面、不安もたくさんあり、必死にジャカルタを検索していました。
ですが観光地ではないためか情報も少なく、数少ないブログから情報を集めるくらいしかありませんでした。

「もっと現地の情報が1つにまとまっていればいいのに」

「同じ国に住む人が、その場でリアルな情報を発信して共有できれば、もっと生活が楽しくなるのに」

そんな想いから、私達はJakaTomoを作りました。

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人にとってはとても助かる事がたくさんあります。

少しでも海外で生活してる方が楽しくなるように、このサイトを役立ててもらえれば嬉しいです。

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